月別アーカイブ: August 2023

六百三十二話 台風一過

  台風七号が、海辺の家のほぼ真上を通り過ぎて一夜明けた今日。 心配してあれこれ備えたわりには、何事もなく拍子抜け。 それでも、風に煽られ引きちぎられた葉っぱや枝が、庭に散乱している。 本日は、一六日で送り盆。 日暮刻、盆の送り火を焚くのでそのままにしておくわけにもいかない。 汗だくの片付け作業を昼過ぎまで続けて終えた後。 ひと風呂浴びて、素麺を啜って、麦茶を飲みながら、縁側で吊り直した風鈴の音を聴く。 まったくもって、ただの爺いでしかない。

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六百三十一話 呪術廻戦展

呪術廻戦展を観てきた。 “ 呪術廻戦 ”に、こんなにも嵌るつもりもなかったし、嵌るとも想ってなかった。 しかし、あらゆる場面で精緻に描かれたこの眼の表現には 心底驚かされた。 原画を前にすると、その凄さがさらに迫って伝わる。 この角度から、この眼をこう描くとは。 到底、描けんなぁ。まさに特級術師だわ!

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六百三十話 真夏の夕紅

海際に沿って国道二号線を西へ。 そのさらに海際の JR 神戸線 を列車が往く。 真夏の夕暮刻、見慣れた海峡の風景ではあるけれど。 うつくしい。

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