海辺の家に桜が咲いた。
咲いたけれど、見上げて愛でる余裕もへったくそもない。
こんな blog を書いてる場合でもない。
Musée du Dragon の閉店に続き、一年後のこの二月で百貨店に在った店舗も閉じた。
これで事業会社として全ての営業活動を終えたことになる。
円満に事が運んで良かったのだが、問題はその後である。
役目終えた組織を解散させなければならない。
大変だと聞いていた以上に大変だ。
会計士や司法書士の先生方に。
ここまでは、経営者としてちゃんとやりなさい、後は僕らが責任を持って処理するから。
落ち着いて、ひとつひとつ手順通り進めていけば出来るのだそうだ。
って、クソ面倒臭ぇ〜。
大体なんで俺が、この歳になって。
駈出しの公務員のおにぃちゃんやおねぇちゃんに。
「はい、ここにこの事項を記載してくださいね」
「あっ、そこ間違えてますよ」
「さっきも言いましたよねぇ」
「判子は持ってきましたか?」
うるせぇよ!小学生じゃねぇぞ!やりたいようにやらせろ!
「駄目ですよそういうのは、お絵描きじゃないんですから」
人には、向き不向きがあるのだ。
自分の年金額も知らないおとこに、社会保険がどうのこうのって言われても。
無理だ!
こんな事なら、自分でやるなんて言わなきゃ良かった。
もう、やめるのをやめたい。