四百二十九話 多謝

精一杯やるにはやったけど。
Musée du Dragon の幕を引くって言ったら、蜘蛛の子を散らすように皆んないなくなるかも。
そんな景色を眺める羽目も覚悟しておかなくてはならない。
それが。
年明けから大勢の方々に囲まれて。
見たこともない心遣いを数えきれないほど頂戴して。
身に余る言葉を贈られて。
なんか、こう、気の利いたお礼を述べなければならない。
そう想って頭を巡らせても、馬鹿が急に治るわけでもなく。
月並みのこんな言葉しか浮かばない。

ほんとうに、ありがとうございました。

こころより感謝申し上げます。

店内が混み合いまして、
わざわざご遠方よりお越しいただきましたのに満足なご挨拶も出来ませず申し訳ありませんでした。
最期まで、行き届かぬ始末をご容赦ください。
お詫びと重ねましての御礼を申し上げます。

ありがとうございました。

あっ、それとこの馬鹿 blog は続けるつもりにしております。
僕の先々を餌に暇でも潰していただければ幸いと存じます。

では、お粗末様でございました。
また、どこかで。
さようなら。

二〇一六年一月三一日

ミュゼ・ドゥ・ドラゴ店主 䕃山雅史

 

 

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