十八話 溶解固形物?

庭の世話も2年を過ぎる頃には、雑草もかなり少なくなってきた。
また、除草作業を繰り返したことで土がほぐれてくる。
そこで次に、腐葉土を混ぜてかさかさになった土を再生していく。
ここで、毎年大量に発生する落葉をcompostとして利用する。
土をふるいにかけ、腐葉土と混ぜて埋め戻していく。
これを庭全体に施すのは、結構な手間で重労働である。
炎天下だと一時間もたたないうちに水を被ったような状態になる。
汗。
昔は、もっとサラッとしていたはずだが。
何かで読んだが、年をとると溶解固形物の関係でベタつくらしい。
溶解固形物?イヤな話だ。
少し話しは変わるが、世の中に女性専用車輌というものがある。
つい最近まで、この決め事について間違った解釈をしていた。
オヤジの匂いが女性の迷惑になるからという理由で発生したものだと思っていた。
⎡人権侵害じゃないか。⎦と言いたい気持ちをずっと堪えてきた。
嫁から、痴漢防止云々と聞かされても、何か釈然としない。
そこで、この話を店の女性スタッフにしてみた。
すると、かわいい顔をしてこう言った。
⎡今のところ大丈夫ですよ。もし臭くなったら、その時は、奥様にお伝えしますから。⎦
今のところだとぉ。臭くなったらだとぉ。と思ったが笑顔で返事する。
⎡あっそう。お願いね。⎦
コイツ、いつか始末してやる。
とにかくオヤジは、何かと傷つきやすい。
丁重に扱ってもらえるようお願いしたい。

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